誰かを   探していた

名前も声も顔も もう忘れてしまった

記憶の組紐を手繰る

何度も絡めては紐解きまた紡いで行く

 

彗星が降った夜に動き出した

叶うはずの無い 約束...

 

どうしたらいいのか分からないから

とりあえず叫んでみても

夜空に響いた「 I love you. 」

キミに、届く筈無いのに

ボクは何しているんだろう？

 

誰かを探している

名前も声も顔もまだ知らないのに

記憶に縛られている線と縁を纏めて

綺麗な嘘を纏って

 

彗星が降る夜を迎えました

まだ諦めたく無いのに...

 

もうどうしたらいいのか分からないから

とりあえず叫んでみたよ

夜空に響いた「I love you.」

少し気が早過ぎるかな

どうしてキミは泣いているの？

 

もしもキミが月の裏側にいるのなら

ボクの夢は宇宙飛行士です

彗星が降った夜を思い出した

僕は君が好きなんだ

 

どうしたらいいのか分からないけど

何度でも叫んでみるよ

夜空に響いた「I love you.」

結局伝え切れないや

 

どうしたらいいのかようやく分かったよ

前向いて息を吸って

二人の頬が染まる…

 

「「はじめまして。」」

 

〜終〜